野上弥生子書斎
写真
鬼女山房の扁額を掲げた野上弥生子の離れ。1933(昭和8)年に建てられたものを、1996(平成8)年に軽井沢タリアセン軽井沢高原文庫敷地内に移築した。自らを山姥と称した弥生子は、この簡素な建物で自然に親しみ、孤独を愛した。

野沢原通り
離れ山通り六本辻の一つ西側の交差点と国道とを繋ぐ道。野沢源次郎が大正時代より、大規模な土地分譲や貸し別荘、マーケットの経営を行った。源次郎の野沢組は、建築会社「あめりか屋」とタイアップするなどして当時の日本のセレブたちに洋風大型別荘を次々と造り、保養別荘地軽井沢のステータスを築いた。

「乗せなかった乗客」
軽井沢町在住の推理小説作家、
内田康夫による軽井沢を舞台にした短編小説。「軽井沢の霧の中で」に収録されている。

延原謙(のぶはら けん)
岡山県出身の翻訳家。追分は油屋旅館の離れを仕事場に、コナン・ドイルのシャーロックホームズが登場する推理小説を全訳した。妻は作家の勝伸枝で岸田國士の義弟。別名は小日向逸蝶。1892年9月1日生まれ、1977年6月21日歿。 → 
シャーロック・ホームズ像野外彫刻

ノーマン(ノルマン) ⇒ 
ダニエル・ノーマン

ノーマンレーン
旧軽ローターリー付近と旧ゴルフ通りとを結ぶおよそ600mの道。この道沿いに別荘のあったダニエル・ノーマン師は、軽井沢の善良・清潔な風紀を保つことに尽力し、「軽井沢の村長さん」 と親しまれ、軽井沢ユニオンチャーチ設立の中心にもなった。
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