停車場ガーデン
大手門公園(小諸市民ガーデン)の通称。

貞祥寺
曹洞宗洞源山貞祥寺。室町時代の1521年、前山城主伴野貞祥が叔父で僧の節香徳忠を招いて建立した。七堂伽藍を有する信州百寺の一つ。境内には三重塔、島崎藤村旧宅、俳人瀬下敬忠句碑などがある。三重塔、惣門、山門は長野県宝で、三重塔は明治初期に小海町松原の神光寺(慶応年間に廃寺)から移築した。

天狗山[川上村・南相木村]
標高1882m。東に御陵山(おみはかやま)、西に
男山が連なる。馬越峠からだと往復3時間程だと云う。

天国山吉祥院成就寺
真言宗智山派。本尊は阿弥陀如来。開基は弘法大師空海で天正五(828)年に創建。〒384-0027 小諸市六供2?4?40、電話:0267?22?1217。

天台宗布引山釈尊寺
「牛に引かれて善光寺参り」で有名。布引観音と呼ばれ、信濃三十三観音霊場の第二十九番札所。本尊は聖観世音菩薩。縁日は毎年五月八日。寺に残る伝えには、奈良時代の神亀元(724)年に行基が開き、聖徳太子が作ったとされる聖観音を祀ったと伝えられているという。武田信玄が東信地方に進攻し楽巌寺入道雅方・布下仁兵衛雅朝を攻略した際(1548年)に焼亡した。永禄元(1558)年に望月城主・望月左衛門佐信雅によって再建されたが、江戸時代の享保8(1723)年に再度、野火のため焼亡した。江戸時代後期に小諸藩主牧野康明によって、現存する堂宇の大半が整備された。重要文化財:「観音堂宮殿(くうでん)」、棟札により鎌倉時代の正嘉2(1258)年の造立と判明した建築物。岩屋の中に祀られていたことにより戦火を免れて今日に至る。観音堂内にある仏殿形の厨子で、地方的な未熟さがなく、美術史上重要であるとして、昭和24(1949)年に国の重要文化財に指定。入母屋造、板葺であって、梅鉢懸魚や軒下の蟇股、地長押の下の格狭間(ごうざま)など、細部の形式に鎌倉時代建築の特色を示す。特に鎌倉時代の梅鉢懸魚は、現代に残る唯一の遺物。長野県宝:「白山社社殿」、御牧ヶ原の白山地籍より遷座されたといわれるもので、室町時代中期の特徴を残す。装飾は最小限度のものだけで、洗練した美しさを見せる。昭和34(1959)年に修復されるのと同時に県宝に指定された。千曲川近くの駐車場から本堂、観音堂までの参道は階段が整備されているものの険しい道のりとなっており、湧水のため足場の悪い箇所もある。所要時間は20分程度。信徒らによって寄進された複数の地蔵がみられる。途中、滝や奇岩などの見所も多く、善光寺穴といわれる洞穴は善光寺へ繋がっていて善光寺火災の折には煙が出て来たとの伝承がある。

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佐久市立天来記念館
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