媒地蔵媒地蔵(なかだちじぞう)
「媒地蔵(縁結地蔵)の由来『むかし加賀の国のお殿様に年頃の姫がおりましたが、なかなか良縁に恵まれませんでした。ある時縁結びのお地蔵さんが海野にあると聞いて参勤交代の道中にお参りしたところ、姫は立派な男性にめぐりあい、結婚することができお殿様も大変お喜びになられたという』こんな逸話があります。海野氏の家臣、赤石藤治友信が媒地蔵菩薩を小庵に安置したことに始まる。創建年不詳、天文年間に衰退、寛永二年に中興開山、地蔵寺と称した。元禄四年この地に移転再建された。昭和二十六年消失。まもなく廃寺となった。江戸時代には北国街道を通行する多くの人々、海野宿にゆかりのある人々に心の支えとして、また、心のよりどころとして厚く信仰されたという(通称縁結地蔵)。この文化財を惜しむ声があり残った山門、常夜灯脇に新たに建立したもの。媒(なかだち)は仲立ち、間にたって取り持つこと(人)。心してご参拝ください。平成七年六月四日、媒地蔵尊建立委員会、海野宿保存会。」海野宿の東端、白鳥神社横の海野宿ふれあいセンター入り口脇に立っている。
長野県道81号丸子東部インター線
上田市の国道152号下丸子交差点から東御市の県道4号祢津小学校下交差点までの主要地方道。接続する路線は、上信越自動車道東部湯の丸IC、国道18号、国道152号、長野県道4号真田東部線、長野県道79号小諸上田線、長野県道147号芦田大屋停車場線、長野県道166号東部望月線、長野県道422号羽毛山大日向線。常田交差点から東部湯の丸インターチェンジ南交差点までの区間はグリーンパーク通りと呼ばれ、東御市文化会館や東御中央公園がある。

奈良温泉あさま苑
国道18号牧家交差点を
湯の丸高原方面へ県道94号でおよそ5km程登ったところにある一軒宿。天然温泉(鉄泉)で効能は神経痛、冷え性、皮膚病。設備は大浴場、和室7、和洋室1、卓球場、テニスコート。〒389-0501、東御市新張2638、電話:0268(62)2809。
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