十石峠(じっこくとうげ)【写真
国道299号線(嘗ての武州街道)の長野県佐久穂町と群馬県上野村境にある峠。その昔、佐久から秩父方面へ一日十石の米が運ばれたことから名付けられたという。頂上には展望台があり、妙技荒船佐久高原国定公園の山々が見渡せる。佐久穂町方面からだと古屋渓谷の景観を楽しみながら登ることができる。冬期間は通行止め。

十石峠展望塔写真
十石峠の頂上北側の塔。できた当時の展望は素晴らしかったとのことだが、現在は周囲の木々が大きくなり、方向によってはよく見えなくなっている。

白駒池(しらこまのいけ)【写真
標高2,115m、水深8.6m、周囲1.8km、池一周ゆっくり歩いて1時間。標高2,100m以上の湖としては日本最大。国道299号線沿いの駐車場からだと徒歩約15分。湖までの歩道は、ツガ、トウヒ、シラビソの原生林で、根元の苔には目を見張る美しさがある。

白駒の郷(さと)
白駒の池とその周囲に広がる苔の森を中心とした
八千穂高原及び松原湖高原の総称。

信州サーモン
長野県がニジマスとブラウントラウトとの交配により生み出したサケ科の淡水魚。佐久穂町でも
燻師八千穂漁業で養殖されている。

信州ひすいそば
長野県の登録商標で、長野県野菜花き試験場が「信濃1号」と「関東1号」をかけ合わせて作った品種「長野S8」の栽培、加工、販売に関する基準を定め、この基準を満たした長野県産そばの名称。「信州ひすいそば」の名称を使用できるのは「信州ひすいそば振興協議会」の会員のみ。栽培は2013年に始まり、実が緑色で、そばにしたときの色と香りのよさ、モチモチとした食感が特徴。佐久穂町でも栽培され、提供している飲食店もある。
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