大日堂大日堂
江戸初期(延宝7年・1679年ごろ)の建造物にして長野の善光寺、甲府の善光寺とも関係の深い御堂で堂内に本尊・大日如来像の外、善光寺三尊形式の仏像が安置されている。昔は「古大日」地籍にあったがのちに現在地に移されたと言われている。今は長命寺が別当しているが古くは長命寺の坊の小林院が管理してきた。大日堂は江戸時代から明治の初期まで旧9月28日が縁日であった通称「祢津の柿祭」とも云われて大変賑わい甲州・上州あたりから侠客の親分衆が集まり賭博などが開帳されたと伝えられ、布引観音の祭りとともに東信地方で著名な祭りであった。現在は桜に季節の4月28日が縁日と改められている[東御市教育委員会]。堂の内部には
算額が掲げられている。


太陽リビング
太陽リビング株式会社。リフォーム、水回り工事。東御市常田444−27、T:0120(64)2126。
田中
東御市中心部の地名。北から時計回りに、県、新屋、常田、加沢、羽毛山に囲まれている。国道18号(北国街道)としなの鉄道線が通り、南西端を千曲川が流れている。他に旧北国街道、県道81号丸子東部インター線、県道166号、県道167号丸子北御牧東部線等も通り、交通の要衝だと言える。〒389-0516。田中駅、八十二銀行田中支店、東御郵便局。
田中駅田中駅
田中にあるしなの鉄道の駅。単式ホームと島式ホームとから成り、3線を有している。1888(明治21)年12月1日に信越本線の駅として開業したが、1997年10月1日には長野新幹線の開業に伴う経営分離により、しなの鉄道の駅となった。2009年には自由通路と南口が完成し利便性が増している。田中駅を最寄りの駅としている諸施設は、東御市役所、田中商店街、海野宿、ゆうふるtanaka、東御市民病院、東御清翔高等学校等。隣接する駅は小諸側が滋野駅、上田側が大屋駅。〒389-0516 東御市田中279、T:0268(62)0103。
田中駅前ロータリー田中駅前ロータリー
しなの鉄道田中駅前にある∞形をしたロータリー。東の島部分にはクルミの木が植えられている。春から秋にかけて花壇が整備されているが、植え付けと草取りは東御市商工会女性部、日常の水遣りは田中商店街女性の会が担当しているもの。
田中小学校 ⇒ 東御市立田中小学校

田中の勝軍地蔵田中の勝軍(しょうぐん)地蔵
武装して騎乗した丸彫武人像は、勝軍地蔵と呼ばれる。武人の背面に天明6年(1786)、台石に寛政5年(1793)と刻まれている。勝軍地蔵は悪行や煩悩を破り勝つという仏様で、防火神としても信仰され、江戸時代田中宿中で防火のため建立したものであろう。馬上の武人・波台座の彫刻は造形的にもすぐれている。数回移転され、今回旧来の設置場所近くに安置された[東御市教育委員会]。平成2年指定・東御市有形文化財。田中駅前交差点の北東隅に建っている。

田中の石造仁王像田中の石造仁王像
左側は吽形像で口を閉じ、右手に金剛杵(しょ)を持つ。裏に「明和3年(1766)8月吉日両町建之」と刻まれ、
雷電為右衛門の母が願をかけたと伝えられ、翌年雷電が生まれた。右側は口を開いた阿形像で、裏に「寛政8年(1796)4月吉日」と刻まれる。この年は雷電が大関になった翌年で、雷電の母が感謝の気持で奉納したと伝わる[東御市教育委員会]。

田中保育園 ⇒ 東御市立田中保育園


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